CDIメディカル医療インサイト

(第3回)中小企業が支えるドイツ医療機器
国が後ろ盾、政府予算投入

 ◇日本も医療機器開発の支援強化

 日本においても、2014年に国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)を事務局とする「医療機器開発支援ネットワーク」が立ち上がりました。開発から薬事対応、販売戦略まで、「伴走コンサル」として医療機器開発の支援が強化されています。近年は、高齢化による医療需要の高まりを受けて、異業種から医療機器分野へ新規参入する企業が増加しています。実際に、伴走コンサルにおける相談案件のおよそ4割は、電気・電子、情報通信、素材などの新規参入企業から寄せられています。

 医療機器開発支援ネットワークを通じて、あらゆる技術やアイデアが融合し、革新的な医療機器が生み出される素地が整ってきています。近い将来、日本もドイツのように全国各地に医療機器クラスターネットワークが形成されていくのではないでしょうか。日本のものづくり力が医療の世界で大きく活躍することが期待されます。(CDIメディカル・杉本宗優)

 株式会社CDIメディカルは、国内初の独立系経営戦略コンサルティングファームであるコーポレイトディレクションが設立した、メディカル・ヘルスケアに特化した経営戦略コンサルティングファームです。業界に関する専門的知見と、国内外医療関係者との密接なリレーションシップを基盤として、企業や医療機関の経営課題を解決すべく、さまざまなサービスを提供しています。

◇本社所在地 東京都品川区東品川2―2―4 天王洲ファーストタワー23階 電話03(5783)4130

杉本宗優(すぎもと・むねまさ) 株式会社CDIメディカル副査、イスラエル・ドイツ医療機器担当。慶応義塾大学総合政策学部卒、ワシントン大学オーリン・ビジネススクール(MBA)、KPMGあずさ監査法人、ノバルティスファーマ株式会社経営計画部を経て現在に至る。

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