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先の参院選では、安楽死制度を認めようと訴える政党が初めて候補者を立てた。議席は得られなかったが、人生の最後をどう迎えるかについて関心が高まっていることの表れの一つだろう。医師自身はどうなのか。日本臨床内科医会が所属会員を対象に行ったアンケート調査によると、約8割が延命治療を望んでいないことが分かった。
自分の最後の医療について
◇9割近くが「最後」考える
医師は自身の最後の医療についてどう考えるのか。
その回答は興味深い。「考えている」40%、「少し考えている」46%、「考えていない」14%―。程度の差はあっても、「考えている」が9割近くに達した。日々、患者と向き合い、切実な状況も経験しているだけに、自らの最後の医療に関しても意識が高いとみられる。
では、最後の医療をどのようにするかを家族に話しているのだろうか。
「よく話している」が15%、「少しは話している」は46%で、「話している」医師は約6割となっている。これに対し、「話していない」は39%だった。
最後の医療についての希望
◇緩和医療や点滴治療望む
内科医は自身の最後の医療をどのようにしたいのか。
最も多かったのは「何も治療を受けない、緩和医療を受けたい」で、59%を占めた。次いで「延命治療は希望しないが、点滴治療を受けたい」22%となっている。約8割が延命治療を望んでいなかった。
一方、「人工呼吸器はつけないが、高カロリー輸液や胃瘻(いろう)などの延命治療を受けたい」は3%で、「人工呼吸器や胃瘻など最大限の延命治療を受けたい」は1%にすぎなかった。
最後の医療について患者と話し合うことはあるのか。
「よくある」15%と「ある」45%を合わせて60%に上った。60%という数字は高いと言える。
ただ、「あまりない」36%、「ない」4%で合計40%を占めている。今後、この割合がどう変わっていくかが注目される点だ。
(2019/08/01 16:00)
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