2024/11/05 16:00
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1.開催趣旨
公立大学法人福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター(以下「当センター」)では、県民健康調査(※)に関する最新情報の国内外への発信と、国内外の専門家等参加者との議論を通じて、調査から得られた科学的知見の新たな展開を目指すとともに、その成果を世界的に共有することで県民の健康の維持・増進に役立てることを目的として、国際シンポジウムを開催します。
2.プログラム概要
6回目となる今回は、「県民健康調査」から得られた成果等を通して、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故の影響や復興の現状等を国内外の方々に理解していただけるよう、初の試みとしてメイン会場を東京、サテライト会場を福島に設置し開催します。
国内外から10名の専門家が参加し、前半では、調査開始からの12年間で得られた科学的知見等について最新の情報も含め紹介します。後半では、得られた知見等をどう活かすかという観点から、現在取り組んでいる研究や活動について今後の展望も踏まえて発表・討議し、更なる県民の健康の維持・増進につなげるとともに、国内外で今後起こり得る有事に対する備えの一助にしていただきたいと考えております。
まず、オープニングセッションでは、安村誠司・当センター長が「『県民健康調査』全体概要」と題し、調査の全体像をわかりやすく説明します。
セッション1「東日本大震災からふくしまが学んだこと」では、当センター教員が県民健康調査から得られた成果等について詳しく発表します。
セッション2「学びを次世代につなぐ:ふくしまから日本・世界へ」では、福島学院大学の内山登紀夫副学長が震災後の幼児の発達に関する課題とそれを解明するための取組み、ふくしま連携復興センターの片平祥則理事兼事務局長が時間の経過とともに変化する避難者の相談内容を踏まえた支援のあり方、当センターの田巻倫明教授が福島医大としての被災地域との連携を深めるための支援活動について発表します。
基調講演では、IAEA国際原子力機関のメイ・アブデル・ワハブ原子力科学・応用局ヒューマンヘルス部長が放射線とヒューマンヘルスについて発表します。
なお、今回のシンポジウムは、福島県、環境省などの関係省庁、県内関係団体などの後援により開催します。
※「県民健康調査」とは、福島県が2011年から福島県立医科大学に委託して実施している健康調査です。その目的は、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の拡散や避難等を踏まえ、県民の被ばく線量の評価を行うとともに、県民の健康状態を把握し、疾病の予防、早期発見、早期治療につなげ、将来にわたる県民の健康の維持、増進を図ることです。
この調査は、空間線量が最も高かった時期の放射線による外部被ばく線量を推計する「基本調査」と、詳細調査と位置づけている4つの調査(「甲状腺検査」、「健康診査」、「こころの健康度・生活習慣に関する調査(ここから調査)」、「妊産婦に関する調査」)から構成されています。
3.主催
公立大学法人福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター
4.日時・場所
令和6年3月2日(土)10:00~17:10
メイン会場:JA共済ビルカンファレンスホール
(東京都千代田区平河町2-7-9)
サテライト会場:福島県立医科大学 福島駅前キャンパス 多目的ホール
(福島県福島市栄町10-6)
5.対象
一般の方、保健・医療従事者、学生、行政関係者等どなたでもご参加頂けます。
6.開催方式
会場参加とオンライン(Zoom)視聴を併用した「ハイブリッド方式」にて開催します。
全ての発表は、同時通訳により、日本語と英語の2言語でお伝えします。(サテライト会場は日本語配信のみ)
後日、このシンポジウムの講演などはオンデマンド配信します。
7.定員
メイン会場参加 70名程度
サテライト会場参加 70名程度
※定員に達した場合は、Zoom視聴をご案内します。
※会場参加・オンライン参加ともに事前申込制です。
8.申込方法・締切
参加費は無料です。
申込締切:令和6年 2月21日(水)
申し込みはこちらから ↓
【センターホームページURL】
https://fhms.jp/symposium/2024/
なお、FAXでも受け付けています。紙のチラシ裏面の申込用紙に必要事項を記入し、
024-581-5457へ。
9.プログラム詳細
別紙のとおり
10・当日の会場取材のお申込み
当日、貴社のご取材を賜りますよう、ご検討の程よろしくお願い申し上げます。
取材のお申込みは事前にセンターホームページからお受けいたします。
申込締切:令和6年2月21日(水)
<お問い合わせ先>
公立大学法人福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター
健康調査課 広報・国際連携室
TEL:(024)581-5454/FAX:(024)581-5457
e-mail:kenkani@fmu.ac.jp
(2024/02/05 13:16)
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