ASO・ASK (溶血性連鎖球菌の抗体)
■溶血性連鎖球菌の感染
溶血性連鎖球菌(溶連菌)は咽頭炎、猩紅熱(しょうこうねつ)の原因菌で、リウマチ熱や急性糸球体腎炎をひき起こします。
溶連菌に感染すると、防御反応として血液中に抗ストレプトリジン-O(ASO)や抗ストレプトキナーゼ(ASK)という抗体ができます。このため、血清中のASOやASKの量を調べることで溶連菌に感染しているかどうかがわかります。
■基準値
◇ASO:240U/mL以下(成人)
◇ASK:2560倍未満(成人)
溶血性連鎖球菌(溶連菌)は咽頭炎、猩紅熱(しょうこうねつ)の原因菌で、リウマチ熱や急性糸球体腎炎をひき起こします。
溶連菌に感染すると、防御反応として血液中に抗ストレプトリジン-O(ASO)や抗ストレプトキナーゼ(ASK)という抗体ができます。このため、血清中のASOやASKの量を調べることで溶連菌に感染しているかどうかがわかります。
■基準値
◇ASO:240U/mL以下(成人)
◇ASK:2560倍未満(成人)
(執筆・監修:国際医療福祉大学大学院 臨床医学 教授〔臨床検査医学〕 下澤 達雄)