視神経炎〔ししんけいえん〕
急激な視力低下と“中心暗点”(見る中心部が暗く周辺は見える)が特徴です。
[原因]
原因としてはいろいろなものがあります。たとえば、副鼻腔炎(急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎)などの炎症によるもの、ウイルス感染、多発性硬化症などの脱髄性疾患によるもの、糖尿病、ビタミン欠乏症などの代謝性疾患によるもの、エタンブトール、メタノールなどの薬物中毒によるものや、血管障害、悪性腫瘍の転移、浸潤(しんじゅん)によるものなどがあります。
[治療]
これらの原因に対しての原因療法が大切ですが、経過が非常に早いので原因探索の時間的余裕がなく、副腎皮質ステロイド薬の大量投与が通常おこなわれています。このほかにビタミンB12の投与などもおこなわれます。
[原因]
原因としてはいろいろなものがあります。たとえば、副鼻腔炎(急性副鼻腔炎、慢性副鼻腔炎)などの炎症によるもの、ウイルス感染、多発性硬化症などの脱髄性疾患によるもの、糖尿病、ビタミン欠乏症などの代謝性疾患によるもの、エタンブトール、メタノールなどの薬物中毒によるものや、血管障害、悪性腫瘍の転移、浸潤(しんじゅん)によるものなどがあります。
[治療]
これらの原因に対しての原因療法が大切ですが、経過が非常に早いので原因探索の時間的余裕がなく、副腎皮質ステロイド薬の大量投与が通常おこなわれています。このほかにビタミンB12の投与などもおこなわれます。
(執筆・監修:慶應義塾大学 教授〔眼科〕 根岸 一乃)