馬蹄鉄腎(馬蹄腎)〔ばていてつじん(ばていじん)〕

 奇形の一種で、左右に1つずつあるべき腎臓が下の端で融合(連結)し、ちょうどウマのひづめに似ているので、このような名前がつけられています。
 発生頻度はおよそ2000人に1人といわれています。
 無症状のことが多く、尿管を圧迫して水腎症を起こしたり、結石ができやすくなったり、尿路の感染も起こしやすくなったりします。腰痛などの自覚症状の強い例や、水腎症、結石が合併した場合には、融合した腎臓を切り離す手術がおこなわれることがあります。

(執筆・監修:医療法人財団みさき会 たむら記念病院 院長 鈴木 洋通)
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