厚生労働省は1日、高額な医療費の患者負担を抑える「高額療養費制度」の在り方を議論する専門委員会の設置を決めた。高齢化の進展などで同制度の支給額が伸び続ける中、負担上限額をどのように見直すか今秋までに方向性をまとめ、今後の制度設計に反映させる。
専門委は社会保障審議会(厚労相の諮問機関)医療保険部会の下に設け、医療費を支払う保険者や患者、高齢者、医療関係者らが委員を務める。制度見直しで影響を受ける長期療養中の患者からも意見を聞く予定だ。 (C)時事通信社
高額療養費見直しで専門委=今秋に方向性―厚労省

(2025/05/01 16:02)