【ビジネスワイヤ】武田薬品工業と中国のハチメッドは、欧州医薬品庁(EMA)が審査のために、「フルキンチニブ」の販売許可申請を検証および受理したと発表した。承認された場合、フルキンチニブは、治療歴のある転移性大腸がんについて、欧州で承認済みの三つのVEGF受容体に対する、高い選択性を有する経口阻害剤となる。フルキンチニブは現在、「ELUNATE」という商品名で中国で承認済みで、今年3月、ハチメッドと武田薬品は、中国国外でのフルキンチニブの世界的な開発、商品化、製造を促進するための独占ライセンス契約を締結した。(C)時事通信社