加藤鮎子こども政策担当相は10日の閣議後記者会見で、子どもを自宅に放置する行為などを虐待と定める埼玉県の条例案を巡り、「私は9歳以下の息子を1人で登下校させたことがある。(登下校や留守番の)時間の長さ、子どもの健康状態などさまざまな要素があるため、(虐待かどうか)ひとくくりに答えるのは難しい」との見解を示した。
 条例案への賛否については「県議会で議論している最中なのでコメントは控える」と語った。 (C)時事通信社