厚生労働省は17日、新型コロナウイルスワクチンの秋接種について、オミクロン株派生型「XBB.1.5」に対応したワクチンを第一三共から140万回分購入することで合意したと発表した。国内企業が開発した初のワクチンで、12歳以上の追加接種を想定している。
 厚労省によると、27日に開かれる同省専門部会で薬事承認が了承され次第、12月4日の週以降に全国へ配送される見通し。第一三共が開発したワクチンは、米ファイザー製や米モデルナ製と同様に「メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン」を使用している。 (C)時事通信社