厚生労働省は17日、望まない妊娠を防ぐ緊急避妊薬(アフターピル)について、28日から全国の薬局145店舗で試験的に販売すると発表した。価格は7000~9000円を想定している。
 試験販売は来年3月29日までの予定で、一都道府県当たり2~3店舗で販売する。夜間や土日祝日も対応が可能で、オンライン研修を受けた薬剤師がおり、近隣の産婦人科医などと連携できるといった要件を満たす薬局が対象という。購入できるのは16歳以上で、16、17歳は保護者の同意が必要だ。 (C)時事通信社