大麻に似た成分を含んでいるとされる「大麻グミ」を食べた人に健康被害が相次いでいる問題で、近畿厚生局麻薬取締部が大阪市内の製造販売会社に立ち入り検査を実施し、同社に対して医薬品医療機器法に基づき販売停止命令などを出したことが20日、関係者への取材で分かった。
 関係者によると、麻薬取締部は同日、大阪府警や府と連携して、大阪市北区の製造販売会社に立ち入り検査を実施。別の場所にある関連保管施設からグミが発見されたため、同社に対し、グミの成分を検査して結果が出るまで販売を停止する命令を出したという。 (C)時事通信社