成田国際空港会社は30日、同空港への新規就航や増便の希望のうち今年度内に受け入れる見通しが立ったのが、9月末時点で3分の2にとどまることを明らかにした。コロナ禍で航空需要が減少した影響で、飛行機誘導や貨物積み降ろしなどの地上業務「グランドハンドリング」の人員を減らしたことが背景にある。ただ、同社が調整に乗り出したことで状況は改善しつつあるという。 (C)時事通信社