「大麻グミ」に含まれる大麻の有害成分に似た合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」で健康被害が出ている問題で、武見敬三厚生労働相は1日の閣議後記者会見で、立ち入り検査の結果、全国43の店舗や事業所で同成分を含む製品が確認され、販売停止命令を出したことを明らかにした。
 検査は11月29日までに、17都道府県の66カ所の販売店や事業所で実施された。武見氏は、HHCHと構造が似た物質を一括で規制する「包括指定」を、早ければ年明けに実施する方針も示した。 (C)時事通信社