厚生労働省は22日、主に65歳以上が対象となる来年度の新型コロナウイルスワクチンの定期接種について、標準的な接種費用が1人7000円に上ると明らかにした。自治体などの補助があるため、実際の費用負担は各市町村で異なる。
 厚労省は来年度の接種費について、ワクチン価格3260円、実施料3740円と積算した。担当者は「年度内にメーカー各社から市場の流通価格も聞いた上で、7000円を超えるような場合は何らかの措置を講じることも検討したい」としている。 (C)時事通信社