【ソウル時事】大学医学部の入学定員を増やす韓国政府の方針に反対する研修医らが集団で辞表を提出した問題で、政府が設定した職場復帰の期限である29日を迎えた。政府は、復帰しなければ医師免許停止などの措置を取る構え。一部では病院へ戻る動きも出ているが、抗議も続いている。
 研修医らは、医師不足への対応として医学部の入学定員を2025年度から2000人増員し、約5000人とする方針に反発。保健福祉省によると、28日午前11時までに職場復帰したのは294人にとどまり、同日夜の時点で9997人が辞表を出したままだ。
 政府は、期限までに職場に戻った研修医の責任は問わない考え。戻らない場合は、意見聴取などを経て、医師免許の停止処分などの手続きを進める。 (C)時事通信社