小林製薬(大阪市)が製造した「紅麹(べにこうじ)」配合サプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題で、厚生労働省は2日、1日時点での入院者数が166人になったと明らかにした。3月31日時点では157人だった。
 一方、同省は同社の紅麹原料を仕入れた173社に対し、今月5日までに健康被害の有無などを点検するよう求めているが、2日時点で被害があったとの報告はないという。 (C)時事通信社