富士フイルムヘルスケアは8日、液体ヘリウムを一切使用しない磁気共鳴画像装置(MRI)を発売すると発表した。トラブル発生時の停止期間を短縮でき、設置場所や運搬の制約も低減できるという。従来は導入が難しかった都心ビルの医療施設のほか、新興国や離島への展開を狙う。 (C)時事通信社