帝人は10日、医薬子会社帝人ファーマ(東京)が開発したナルコレプシー治療薬候補化合物に関し、フランスの製薬会社バイオプロジェと全世界での研究開発と製造販売の権利を供与する独占ライセンス契約を締結したと発表した。帝人はバイオプロジェから契約一時金3000万米ドル(約45億円)のほか、開発の進展に応じて最大4億米ドル(約607億円)のマイルストーンペイメント(一定の条件達成ごとにライセンスフィーを支払う方式)を受け取る。 (C)時事通信社