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【8/16|地域起こし遠隔隊オンライン説明会】“X”で話題沸騰|噂の近代建築・鉱山の町のたばこ屋を再生せよ

社会福祉法人三股町社会福祉協議会
兵庫県養父市明延|かつて日本一だった錫鉱山の町のシンボル、小林たばこ屋を共に再生する仲間を大募集!




兵庫県養父市明延(あけのべ)は、国内有数の鉱山の町でしたが、閉山後は高齢化が進行し限界集落となっています。
一方で、同地区には観光資源が豊富にあり、外の地域からの来訪者は微増している状態です。そんな同地区には、SNSでたびたび話題にあがる近代建築的にも評価が高い空家(左官技術を駆使し立体的に造形された立体看板を持つたばこ屋)があります。
当取り組みは、この空家を「地域に住む人々同士の交流拠点」と「外の人との交流拠点」という2面的に再生させ、多面的で多様な人々が新たなつながりを生むプラットフォームとして創出するものです。

この取り組みを実現させるには、全国の多様な人々のアイデアや力が必要だと考え、住んでいる地域に関係なく、このプロジェクトに興味を持ち、面白がってくれる人に関わってほしい。そんな想いから、全国どこからでも小林たばこ屋の再生に関わることのできる仕組みを考えました。それが、「地域おこし遠隔隊」です。




[参加申し込み]右記URLのフォームから登録→https://forms.gle/dnaPgH6NrAT1Jw8L8

かつての日本一の錫鉱山の町、明延の記憶であり続ける小林たばこ屋をなんとしても残したい。

兵庫県養父市明延。1,300年の歴史を持つ明延鉱山。
古くは奈良時代から、東大寺の大仏鋳造の際に、産出した銅を献上したと伝えられています。明治42年の錫(すず)鉱脈が発見され、日本一にとどまらずアジアを代表する規模の錫鉱山として、発展しました。
最盛期の中心部には、病院や購買会、娯楽館や協和会館など、従業員のために作られた施設のほか、電気店や飲食店理髪店などの個人商店もありました。当時の鉱山関係の人口は4,123人にものぼっています。
しかし、1985年のプラザ合意後の急激な円高に伴う銅、亜鉛、スズの市況の下落により、採算が合わなくなり、1987年1月31日午後11時20分の発破を最後に、採掘を停止。同年3月閉山となりました。
閉山後は高齢化が進行し限界集落となっている一方、同地区には探検坑道や一円電車など、鉱山の歴史を伝える観光資源が豊富にあり、外の地域からの来訪者は微増している状態です。

明延ではこれまでに、明延区や『鉱石の道』明延実行委員会、大学生が中心となり、一円電車の復活や、鉱山従事者が住んでいた社宅のコミュニティスペースとしての再生など、観光化やコミュニティづくりに取り組んでいます。

『鉱石の道』明延実行委員会が主催するイベントは、いつも大盛況。

そんな鉱山の町明延には、かつての町の賑わっていた時代から変わらず人々を魅了し続ける一軒のたばこ屋さんがあります。多くの人の記憶に残る地域のシンボル的存在であり、最近では、左官技術を駆使した珍しい龍の立体看板がSNSで話題となり、全国の建築好きや今まで明延を知らなかった人たちまでも惹きつけています。

そんな歴史のあるたばこ屋をなんとしても残したいという強い想いから明延区、NPO法人但馬を結んで育つ会、養父市社会福祉協議会、コミュニティデザインラボがタッグを組んで共同で進めていくプロジェクトです。


今回のプロジェクトでは、明延の記憶を伝え続ける小林たばこ屋を、「地域に住む人々同士の交流拠点」と「外の人との交流拠点」という2面的に再生させ、多面的で多様な人々が新たなつながりを生むプラットフォームとして創出していきます。



行き帰りにたばこを買う鉱山従業員の姿が目に浮かぶ



地域の空き家をオンライン診療の拠点として活用


全国どこからでも大歓迎。自由な発想で限界集落の空き家再生ロールモデルをつくりたい。

日本でここだけ!「地域おこし遠隔隊とは?」
地域おこし遠隔隊とは、地域おこしの新しい形態として、遠隔地から地域のプロジェクトに参画する取り組みです。この取り組みは、隊員が自分の生活拠点を移すことなく、基本的にはインターネットなどの通信手段を活用しながら地域のプロジェクトに参画し、スキルやサポートを提供することができる仕組みです。これにより、物理的な距離にとらわれずに、地方の課題解決や活性化に関わるチャンスを増やすことができます。
こんな方におすすめです!

〇地方のプロジェクトに自分の関われる範囲でコミットしたい
〇プロジェクトの立案から立ち上げまでのプロセスを経験したい
〇自分のふるさと以外に、思い入れのある地域をつくりたい
〇自分が住む地域でも同じような課題があり、ケーススタディしたい
〇兵庫県養父市に興味がある

本プロジェクトの主催団体の一つであるNPO法人但馬を結んで育つ会は、但馬の明るい未来のために人口減少や過疎化といった地域課題に立ち向かうプロジェクト「明るい一揆」に取り組んでいます。
課題を悲観するのではなく、課題に対してどう向き合うかを面白がって考え、アクションを起こしていくことで、興味・関心のすそ野を広げ多様な人々の参画を狙った取り組みです。

※以下に、「明るい一揆」公式HP、紹介動画を掲載していますので、ぜひご覧下さい。
【明るい一揆】
但馬の明るい未来のために地域課題に立ち向かうプロジェクト
公式HP: