医療・医薬・福祉 企業向けシステム・通信・機器

「転ばない暮らし」の実証成果を発表 - 株式会社きづなろが「PoC Ground Tokyo」成果報告会に登壇しました

株式会社きづなろ
~Tokyo Innovation Base(TiB)にて展示ブースも出展中~

株式会社きづなろ(本社:東京都港区、代表取締役:大槻知史)は、東京都スタートアップ社会実装促進事業「PoC Ground Tokyo」の採択企業として3月13日(木)に開催された成果報告会にて実証実験の成果を発表しました。

(Tokyo Innovation Base(TiB)の展示ブースにて当社の革新的ヘルスケアエコシステム「ぴんぴんセンサー」につい展示されます。)

■ 「PoC Ground Tokyo」成果報告会での発表について



開催日:令和7年3月13日(木)17時~20時30分
場所:Tokyo Innovation Base (TiB) / 東京都千代田区丸の内3-8-3 SusHi Tech Square2階
主な内容:
- 第一部採択企業20社による成果報告(発表時間 5分/1社)17:30~19:45
- 第二部採択企業2社と協力企業によるパネルディスカッション 19:50~20:15


■ 発表内容
当社は、写さない見守りカメラ「きづなろ」利用による顧客満足度及び継続率の測定について成果発表いたしました。
59社の応募の中から書類審査・ピッチ審査を経て採択された8社の一員として、大企業や行政が保有する資産やリソースを活用した実証実験の成果と今後の展望を報告いたしました。

「PoC Ground Tokyo」は、革新的なビジネスアイデアを持つスタートアップの社会実装を促進するプログラムです。特に「サステナブル」「レジリエンスリカバリー」「クロステック」の領域に焦点を当て、社会課題解決に取り組む企業を支援しています。
当社もこのプログラムを通じて、「ぴんぴんセンサー」の実証と社会実装を加速させることができました。
2024年2月~2025年2月の期間で、障害者施設等で「誤報の削減」「居宅内転倒の即時発見/放置防止」 等に寄与できるかを検証し、夜間巡視等の工数を65%削減、スタッフの心理負担を70%削減でき、ユーザー満足度は100%でした。

■ Tokyo Innovation Base(TiB)での展示について
展示期間:3月18日(火)~4月初旬
展示場所:Tokyo Innovation Base 2階展示スペース
アクセス:
JR山手線・京浜東北線「有楽町駅」京橋口|徒歩30秒
東京メトロ有楽町線「有楽町駅」D9出口すぐ
東京メトロ有楽町線「銀座一丁目駅」1出口|徒歩3分

■ 展示内容
当社の非接触モーションキャプチャーセンサー「ぴんぴんセンサー」について展示しております。壁面に設置するだけで高齢者の日常生活動作をモニターし、転倒検知なども行うシステムです。

■ 革新的技術で実現する「転ばない暮らし」
当社が開発したシステムは、独自のAIエッジ技術により、従来のセンサーでは捉えられなかった人の姿勢や動作を高精度で認識します。三万回以上の試行錯誤を重ね、設置位置や角度を気にすることなく、一般家庭でも手軽に導入できる画期的なソリューションを実現。97%以上という高い転倒検知精度を達成しました。

"親の転倒に気づけなかった痛切な経験から、このプロジェクトは始まりました。見守り装置を契約していたのに、なぜ母の転倒を防げなかったのか-その疑問が開発の原点です" (大槻代表)





■ 見守られる側も見守る側も安心できるシステム
当社のヘルスケアエコシステムは、日常生活動作センシングと様々なモーダルセンシング、診断AIを組み合わせた革新的なシステムです。壁面に設置されるステルスなセンサーは装着の必要がなく、監視される違和感も最小限に抑えられます。「子といえども見られているのはイヤ」という高齢者の声に応え、プライバシーに配慮した設計となっています。

また、緊急時には専門の安心ネットが対応するため、見守る家族の負担も軽減されるのが特徴です。施設関係者からは「入居者のプライバシーと見守りの両立」「夜間巡視の負担軽減」といった期待の声が寄せられています。