医療・医薬・福祉

高齢者の転倒リスクを革新的テクノロジーで低減!転倒防護用エアバッグベルト「FutureAge - フューチャーエイジ」日本国内販売開始のお知らせ

株式会社ユーロギア
自衛隊・交通機動隊が採用するエアバッグシステムが高齢者を守る!独自のアルゴリズムが危険な転倒を事前に感知。わずか60ミリ秒でエアバッグを作動。

株式会社ユーロギア (代表取締役 勝川久也:東京都中央区日本橋富沢町)は、転倒防護用エアバッグベルト「FutureAge - フューチャーエイジ」の日本国内における販売を開始したことをお知らせいたします。FutureAgeは、イタリア D-air Lab社 (ディーエアラブ) が開発した、転倒を感知しエアバッグを膨らませる革新的な保護ベルトです。加齢、病気、リハビリ中などで転倒リスクが高まる人に向け、深刻な怪我を未然に防ぐことを目的とした製品です。

Future Age(着用状態)

Future Age(転倒時のエアバッグ展開状態)

問題解決へのアプローチ

日本における高齢者の腰部骨折の主な原因は「転倒」であり、特に大たい骨近位部骨折においては、転倒が発生原因の約77.7%を占めています。90歳以上の高齢者に限ると、その割合は84.1%にのぼります。*1 さらに深刻な問題として、大たい骨近位部骨折を経験した65歳以上の患者のうち、実に4人に1人(27.3%)が1年以内に亡くなっているという事実をご存じでしょうか。*2 高齢者にとって、転倒は身体的負担だけでなく、自立生活の喪失リスクをもたらす重大な課題です。FutureAgeは、主に転倒による大たい骨頭骨折を防ぐことで、生活の質(QOL)の向上と、医療負担の低減に貢献します。さらに、日常生活・リハビリテーション・外出時といったあらゆるシチュエーションに対応できる設計により、ユーザーはより安心して、アクティブな生活を維持することが可能となります。

*1 高齢者の転倒予防の現状と課題、大高洋平、慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
*2 Jorma Panula らによる2011年の研究・フィンランド

製品概要

FutureAgeは、加速度計およびジャイロスコープを内蔵しており、着用者の動きや傾きをリアルタイムで検知します。独自のアルゴリズムにより、危険な転倒動作を瞬時に認識し、わずか60ミリ秒(0.06秒)でエアバッグを作動させます。