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瀬戸内海巡回診療事業「済生丸」を運営する県支部済生会(岡山・広島・香川・愛媛)が、X線機器更新のため3,000万円を目標にクラウドファンディングを開始

瀬戸内海巡回診療事業 済生丸
-医療環境が十分でない瀬戸内海の島の人々が安心して暮らせるように-

岡山県済生会 瀬戸内海巡回診療事業推進事務所(所在地:岡山県岡山市、運営委員長 仁熊健文、以下「済生丸」)は、クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて、診療に不可欠な、老朽化したX線機器の更新をするために「海をわたり島の人々の命をつなぐ。巡回診療船「済生丸」が運ぶ希望の光」を公開しました。3,000万円を目標に、2025年6月2日(月)から2025年8月29日(金)まで寄付を募ります。
プロジェクトページ
https://readyfor.jp/projects/saiseimaru









瀬戸内海には700余りの島が点在しています。国内唯一の診療船「済生丸」が活動している岡山、広島、香川、愛媛県の有人島は84島あり、そのうち医療機関のある島は39島で、充実した医療を受けられる島はわずかです。そのため、病気の発見や治療が遅れる人も多いのです。

島民から寄せられた「済生丸」への想い

済生丸は、これまで60年以上の長きにわたり、瀬戸内海の約60の島々を巡回し、島嶼(とうしょ)部の方々の診療・検診を行い「海をわたる病院」として親しまれてきました。総航走距離は931,115.86km(地球約23周分)、受診延人員は631,488人にもおよびます。現在、診療に不可欠なX線機器の老朽化が進み、2025年12月までに更新しなければなりません。今回、機器更新を実現するためにクラウドファンディングに挑戦します。