医療・医薬・福祉 その他

MRTと和歌山県が実施した「わかやま医療版ワーケーション」の成果と2025年度の継続実施について

MRT株式会社
MRT株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:小川智也、以下 MRT)は、2024年に地域の医師・医療従事者不足解消を目的に和歌山県より受託した「わかやま医療版ワーケーション」の成果を踏まえ、2025年度も継続して実施することをお知らせします。


上段:NHK「医師がやってくる?医療版ワーケーション、その魅力と効果は…(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240719/k10014513851000.html)」取材模様 下段:PR TIMES STORY「和歌山県北出病院が語る紀南エリアの医療背景とは(https://prtimes.jp/story/detail/db8RevsDRLx)」より転載


わかやま医療版ワーケーションモデルコース  
【取り組みの概要】2024年度に開始した「わかやま医療版ワーケーション」は、当直医師が不足するとして参画医療機関にご提示いただいた日程を対象に実施いたしました。他の地域から誘致した非常勤医師(以下、「協力医師」)に、和歌山県内の紀南エリアを中心に医師の受け入れを希望する医療機関の産科または救急科での勤務および近隣観光と併せ数日間お過ごしいただくものです。参加した協力医師にはアンケート調査を実施し、勤務および観光の感想をもとに、本取り組みの改良・改善等を図っております。





わかやま医療版ワーケーションモデル

 【2024年度の成果】
 2024年度の「わかやま医療版ワーケーション」においては、病院で勤務する医師が特に不足、高齢化している御坊、田辺、新宮の医療圏の5医療機関が協力医師を受け入れ、日本全国から34名の医師が合計48回の勤務に参加し、協力医師の32.4%にあたる11名がリピートしました。


わかやま医療版ワーケーション 2024年度実績を踏まえ、当社作成

 参加した協力医師からは、「家族と有意義な時間を過ごし、地域にも貢献できるのが良い」「観光も仕事もして、地域を知るきっかけになる」といった声をいただいております。



https://medrt.com/doctor/contents/2670
《協力医師による 「わかやま医療版ワーケーション」体験談》「旅行が好きなので、面白そうだと思って参加しました。
受け入れ環境の整備や常勤の先生方にフォローしていただく必要がありますが、わからないことは病院のスタッフさんが丁寧に教えてくれました。
いろんな県から医師が来て地域を知るきっかけになると思うので、地域の医師の確保になればいいと思います。
少しでも常勤の先生方のお手伝いになるならまた参加してみたいですし、色んな場所へ行くことが好きな人にはオススメの働き方だと思います。」




受け入れ医療機関からは「当直を50代後半から70代の医師でローテーションしているため、一人でも多くの当直勤務に入ってくださる医師がいたらいいなと思い、参画した」「医師不足解消の面でも和歌山を知っていただく面でも良い事業だと思った」といった声をいただいております。


https://medrt.com/doctor/contents/2688
《参画医療機関に聞いた 「わかやま医療版ワーケーション」インタビュー》「先日来ていただいた先生は、北海道から来ていただいた30代半ばくらいの先生で、本当にいい先生ですごく助かりました!和歌山県にまだ来たことがないような医師にたくさん来て欲しいと思っています。田舎の病院の救急業務をお願いするという、かなり無理なお願いに近いですね。しかし、その代わりといっては何ですが、田舎の良いところをたくさん見ていただきたいですし、紀伊半島・中南部は他にはない良さがありますので、是非来ていただきたいなと思います!」




本取り組みは、以下のように多くのメディアでも取り上げていただき、地域偏在や診療科偏在といった地域医療課題の現状およびその対策の一つとなる医療版ワーケーションの可能性をご提示いただきました。

《わかやま医療版ワーケーション メディア掲載・放映情報》
■NHK 和歌山 NEWS WEB (2024年7月12日掲載)
 和歌山県南部に医師を 「医療版ワーケーション」始まる
■NHK 関西 NEWS WEB(2024年7月16日掲載)
 「和歌山県南部に医師を」 医療版ワーケーション始まる
■NHK(2024年7月19日掲載)
 医師がやってくる?医療版ワーケーション、その魅力と効果は…
■テレビ和歌山(2024年7月23日放映)