治療・予防

健康や老化を左右
腸内フローラって?

 ◇鍵は食物繊維

 腸内フローラは遺伝的な影響を受けやすいが、妊娠中の母親の栄養状態や、帝王切開か自然分娩(ぶんべん)か、ビフィズス菌などを含み、免疫を高める母乳による育児期間なども関係するという。その後に始まる離乳食の内容、生活習慣なども影響し、腸内フローラのおおよその構成は5~7歳で決まる。
 一度構成された腸内フローラを変えるのには時間がかかるが、食事や生活習慣などで改善が期待できる。キーポイントは食物繊維だ。大腸まで運ばれた食物繊維が腸内細菌の活動を活発にすると、短鎖脂肪酸が分泌され、腸管の炎症を抑制し、脳の視床下部を刺激して食欲を抑える。
 「腸内の健康は体の健康につながります。食物繊維を積極的に摂取し、運動を心掛けてください」と内藤准教授は話している。(メディカルトリビューン=時事)(記事の内容、医師の所属、肩書などは取材当時のものです)

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