研究・論文

硫酸マグネシウム、くも膜下出血に効果なし

 脳動脈にできたこぶが破裂し、くも膜下出血(SAH)を起こした患者に、硫酸マグネシウムを早期に投与しても経過に明らかな改善は見られなかった、とオランダ・ユトレヒト大学医療センターのサンナ・M・ドルハウト・メース医師らが医学誌で報告した。
 同医師らは、SAH患者1981人のデータを使って、SAH発症から治療開始までの時間により、①6時間未満②6~12時間未満③12~24時間未満④24時間以上―の4グループに分類。SAH発症後、早期に硫酸マグネシウムを投与した場合の効果を、偽薬グループと比較した。
 その結果、偽薬グループと比較した硫酸マグネシウムグループの経過不良リスクは、グループ別に①が1.44倍、②が1.03倍、③が0.84倍、④1.06倍で、明らかな経過の改善は確認できなかったとしている。(メディカルトリビューン=時事)

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