2024/09/26 12:49
学際シンポジウム「LOCAL CANCER DAY 2024 ~ アジアでがんを⽣き延びる」開催のお知らせ
先月、「シリコンバレー・グローバル・リーダーシップ・プログラム」に参加するため、米国のスタンフォード大学に1週間、滞在しました。
スタンフォード大学。米カリフォルニア州スタンフォードに本部を置く(時事通信)
米国西海岸、カリフォルニア州パロアルトにある大学のキャンパスは、東京ドーム700個分。言い換えるなら、世田谷区と同じくらいの広大な敷地面積があり、モスクワ大学に次いで世界で2番目の大きさです。
英タイムズ紙の2018年の世界大学ランキングでは、オックスフォード大学、ケンブリッジ大学に次ぐ世界3位とされています。
サンフランシスコから約60㎞南東に位置し、地理上も、歴史的にも、シリコンバレーの中心に位置しており、シリコンバレー発のイノベーションを人的、技術的に支えています。
驚異的なテクノロジーの進歩による第4の産業革命により生まれ、今や世界を席巻する「GAFA」(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コムの米IT大手4社)の本拠地で、世界を変えるスタートアップ企業の空気を感じてきました。
大学では、シリコンバレーの現状、スタートアップ企業の動向、デザインシンキング、マインドフルネスについての講義を受けました。
世界を席巻するGAFA(AFP時事)
世界のICT(情報通信技術)をリードするシリコンバレー。世界のリーダーとして、グーグルの行動規範「Don’t be evil(邪悪になるな)」、グーグルの持ち株会社アルファベットの「Do the right thing(正しいことをやれ)」のように、哲学や倫理観、社会心理学が重要視されていることを学ぶことができました。
シリコンバレーのスタートアップの人々が、目の前の自分の利益のためではなく、「100年後により良い世界が持続するために何をすべきか」を考えていることを、肌感覚で知ることができ、大変に有意義な時間を過ごすことができました。
◇医療特有の手続きにさまざまな専門家
さて、今月のテーマに移りましょう。
クリニックM&Aの成否を握る5番目のポイントは「医療特有の手続きに精通したアドバイザーを見つける」です。
(1)M&A支援専門会社(コンサルタント) 売り手・買い手の情報をネットなどでたくさんそろえ、さまざまな場面で支援を行います。
(2)税理士事務所 M&Aにかかる納税や資金繰り、顧問先とのマッチングなど幅広くサポートをします。また、M&A後のサポートも充実しています。
(3)弁護士事務所、司法書士事務所 M&Aにかかる契約書の作成や、法務面でのアドバイスを行います。
(4)社会保険労務士事務所 事業主である先生のご家族の社会保険のほか、クリニックで働く従業員の給料の相談、社会保険、雇用保険等の手続きを支援します。
(5)金融機関 M&Aで必要となる資金需要に対して融資を行います。また、特に売り手の情報を持っています。
(6)不動産会社 クリニックのM&Aで不動産を含む場合、売買や賃貸の仲介を行います。
(7)行政書士 医療機関の開設、廃止にかかる公的機関への届出書類の作成、提出のサポートを行います。
(8)医療関係業者(医薬品卸業者、医療機器販売業者等) 医療機器や医薬品など、開業のために必要な物品の調達支援を行います。
(9)保険会社 借り入れや、ライフプランに合わせた保険契約の見直しのほか、クリニックの火災保険、医療機器・動産にかかる動産保険、休業補償などをサポートします。
(2019/08/02 16:54)
2024/09/26 12:49
学際シンポジウム「LOCAL CANCER DAY 2024 ~ アジアでがんを⽣き延びる」開催のお知らせ
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