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月経前症候群(PMS)は、排卵から次の月経までに起こる心身のさまざまな不快症状を指す。「女性のほとんどがPMSを体験していますが、よく知らないためにトラブルになることがあります」と、PMSを30年前に日本に紹介した一人である、いけした女性クリニック銀座(東京都中央区)の池下育子院長は、PMSへの理解の必要性を説く。
◇症状の制御が困難
40代以降の女性に多いといわれていたが、近年は初経が早くなったこと、女性の社会進出が進み、PMSを重くするとされるストレスを抱える女性が増えたこと、PMSが徐々に知られるようになってきたことなどから、20代、30代の患者も増えているという。
問題は、社会生活や家庭生活に支障を来しやすい点だ、と池下院長は指摘する。精神的、身体的症状が200以上もあるといわれ、月経との関連を連想しにくい症状も多い。
「月経前になると仕事が手に付かなくなる」「周囲の人にきつい言葉を言ってしまう」「普段しない行動を取る」「不調から寝付いてしまう」といったことが起きるものの、「数日するとケロッと良くなるので、『怠けている』『気分屋だ』と誤解されることが多く、自分で自分をコントロールできず苦しむこともあります」と語る池下院長。
(2017/04/12 16:23)
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