森田学 歯科医師 もりたまなぶ

宝塚医療大学

兵庫県宝塚市花屋敷緑ガ丘1

  • 保健医療学部 口腔保健学科
  • 教授

歯科 総合診療科

専門

予防歯科

医師の紹介

患者が一生自分の歯で食べられることを目標とする予防歯科を率いる。ブラッシング指導をベースにおいた歯周疾患の予防処置に加え、むし歯の予防を含む口腔の健康保持増進をめざしている。2007年に開設された口臭外来では、呼気を採取して口臭測定器で3種類の硫黄ガス濃度を調べる検査などを実施。口腔内の徹底清掃、生活習慣指導を行い、口臭を改善している。また2011年には口臭の原因となる硫化水素が、歯を支える歯槽骨を溶かす細胞を増やし、歯周病を悪化させる仕組みを突き止めた。
 現在は、舌に棲息する口腔細菌を光線力学療法で処理する方法が、口臭の改善につながるか検討している。

医師プロフィール

1982年3月 大阪大学歯学部歯学科 卒業
1982年4月 岡山大学歯学部予防歯科学講座助手
1987年4月 岡山大学歯学部附属病院講師
2000年12月 北海道大学大学院教授
2008年4月 岡山大学大学院医師薬学総合研究科教授
2023年4月 宝塚医療大学 保健医療学部 口腔保健学科教授

所属学会

博士(歯学)
日本口腔衛生学会(指導医・専門医)、日本口公衆衛生学会(認定専門家)、日本口臭学会(指導医・専門医)

主な著書

『ビジュアル歯周病を科学する』(2012年クインテッセンス出版)
『季刊歯科医療 新しい予防歯科-コンセプトとエビデンス』(第一歯科出版)
『今日の小児治療指針(第13版)』(2003年 医学書院)
(更新日:2023年5月17日)