感電したとき
■救助はまず電源を切ること
感電のとき、電流が流れたままだと救助者も感電してしまいます。このため、感電したと思われる負傷者がいたら、まず電源を切ることが最優先です。電気製品のスイッチを切ったり、コンセントを抜いたり、ブレーカーを切ったりしましょう。
電源を切ることができず、負傷者が電線をにぎってはなさないことがあります。乾いたゴム手袋や革手袋をはめ、さらにゴム製靴をはき、電気を通さない木や竹の棒で負傷者から電線を引き離します。
■負傷者の手当て
電源を切って、負傷者を電線や電気製品からはなし(救助者も感電しないように気をつけて)、また、適切な場所などに移して安全を確保したら、意識、呼吸、脈拍をチェックします。
感電による即死の原因は、ほとんどが電流により神経や心臓のはたらきが障害され、呼吸停止や心停止におちいってしまうことです。したがって、感電の負傷者の意識がなかったり、呼吸停止、心停止におちいっていたりしていれば、ただちに救急車を呼ぶと同時に、救急車がくるまでの間、心肺蘇生法を開始してください。
感電のとき、電流が流れたままだと救助者も感電してしまいます。このため、感電したと思われる負傷者がいたら、まず電源を切ることが最優先です。電気製品のスイッチを切ったり、コンセントを抜いたり、ブレーカーを切ったりしましょう。
電源を切ることができず、負傷者が電線をにぎってはなさないことがあります。乾いたゴム手袋や革手袋をはめ、さらにゴム製靴をはき、電気を通さない木や竹の棒で負傷者から電線を引き離します。
■負傷者の手当て
電源を切って、負傷者を電線や電気製品からはなし(救助者も感電しないように気をつけて)、また、適切な場所などに移して安全を確保したら、意識、呼吸、脈拍をチェックします。
感電による即死の原因は、ほとんどが電流により神経や心臓のはたらきが障害され、呼吸停止や心停止におちいってしまうことです。したがって、感電の負傷者の意識がなかったり、呼吸停止、心停止におちいっていたりしていれば、ただちに救急車を呼ぶと同時に、救急車がくるまでの間、心肺蘇生法を開始してください。
(執筆・監修:社会医療法人恵生会 黒須病院 内科 河野 正樹)