ライム病〔らいむびょう〕
アメリカのコネチカット州ライム地方で多発、報告されたのでこの病名がついています。マダニに刺されて、スピロヘータの一種であるボレリアが感染するために起こる病気ですが、感染しても症状の出ない人もいるといわれています。
[症状]
刺された部分に環状の紅斑(こうはん)ができて、だんだん外側に向かって拡大し、大きいときは数十ミリもの大きさになります。関節痛を伴ってきますし、数週間から数カ月後に循環器や神経系症状がみられることもあるので、注意が必要です。
[治療]
虫刺されのあとから環状の紅斑が出たら、皮膚科専門医を受診してきちんとした診断を受けることが大切です。治療は抗生物質の内服です。
[症状]
刺された部分に環状の紅斑(こうはん)ができて、だんだん外側に向かって拡大し、大きいときは数十ミリもの大きさになります。関節痛を伴ってきますし、数週間から数カ月後に循環器や神経系症状がみられることもあるので、注意が必要です。
[治療]
虫刺されのあとから環状の紅斑が出たら、皮膚科専門医を受診してきちんとした診断を受けることが大切です。治療は抗生物質の内服です。
(執筆・監修:柏ひふ科 院長/筑波大学 名誉教授 大塚 藤男)