VDT作業関連の疾患〔ぶいでぃーてぃーさぎょうかんれんのしっかん〕

 VDT(visual display terminal)関連の仕事、つまり、コンピューターなどのディスプレイや、テレビを長時間見ながら仕事する人に、目の症状(疲れ目、視力低下、眼痛、ドライアイ〈乾燥した目〉)、頸(けい)部の症状(肩こりなど)、精神的症状(頭痛、集中力低下、イライラ感、うつ症状、不眠など)がみられます。
 椅子、机、機器の位置を考え、姿勢をよくし、作業時間を適正にして十分な休憩時間をとることが予防になります。行政指導としてVDT作業健診を受けることが推奨されています。

【参照】
 目の病気:VDT症候群(テクノストレス)
 環境病・職業病:VDT症候群

(執筆・監修:八戸市立市民病院 事業管理者 今 明秀)
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