【ビジネスワイヤ】スペインの製薬企業フェラーは、筋萎縮性側索硬化症(ALS)の延長試験(ADOREXT)に着手したことを発表した。延長試験では、エダラボン(FNP122)を連日経口投与し、その有効性と安全性をさらに評価する。FNP122は、抗酸化作用による神経細胞保護で病気の進行を遅らせる可能性が指摘されている。フェラーは、神経障害および肺血管疾患・間質性疾患への注目の高まりを受け、2021年11月にADORE試験を開始し、2023年3月に試験延長に踏み切った。(C)時事通信社