全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)について、患者団体は21日、米国などで承認された二つの新治療薬を、国内でも早期に承認するよう求める要望書を厚生労働省に提出したことを明らかにした。
 新薬は、症状の進行を抑える「レリブリオ」と、特定の変異遺伝子に働き掛ける「トフェルセン」。厚労省は今後、学会や製薬企業から意見を聴き、承認が妥当か判断する。 (C)時事通信社