加藤勝信厚生労働相は15日、富山県魚津市で講演し、マイナンバーのひも付け作業で誤りが相次ぎ発覚したことを受け、「大変ご心配を掛けている」と改めて陳謝した。その上で、マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」について「メリットをしっかり享受してもらうため、この仕組みを前に進めなければならない」と訴えた。
 また「カードを保険証として活用することによって多くの皆さんにより良い医療を受けてもらい、医療現場の効率性を実現する環境をつくることが私の使命だ」とし、マイナ保険証への切り替えを予定通り進める考えを強調した。 (C)時事通信社