旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が13日発表した2022年11月~23年7月期連結決算は、純損益が56億円の赤字(前年同期は332億円の赤字)となった。新型コロナウイルスの感染症法上の扱いが「5類」へ移行したことなどに伴い、国内旅行やホテル事業が持ち直し、赤字幅が大幅に縮小した。
ただ、主力の海外旅行の回復は遅れており、黒字に転換できなかった。通期業績予想は「現時点では未確定要素が多い」として公表を見送った。 (C)時事通信社
HIS、赤字幅縮小=5類移行で収益改善―22年11月~23年7月期
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(2023/09/13 17:00)