【ビジネスワイヤ】持続可能な市場イニシアチブのヘルスシステム・タスクフォースに所属する世界のヘルスケアリーダーは、国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)に先立ち、中国とインドのエネルギープロバイダーと医薬品製造業界全体での再生可能エネルギーの利用を拡大するための協議を進めている。中国とインドで業界初の多数当事者協定で、世界のサプライチェーン向けに70メガワット以上の再生可能電力容量が供給される見込み。年間約12万トンの二酸化炭素(CO2)換算量の排出削減が可能という。また、同タスクフォースは官民連携により、医薬品と患者ケア実施の環境影響測定用の規格を制定する予定で、多様な患者ケア経路から排出される炭素の計算用に国際的測定フレームワークも開発中としている。(C)時事通信社