厚生労働省は6日、9月分の生活保護申請件数が前年同月比1.3%増の2万1644件(速報値)だったと発表した。2012年度に現行の月別集計を開始して以来初めて9カ月連続で前年同月を上回った。コロナ禍や物価高の影響が続いているためとみられる。
 被保護世帯は、165万1187世帯で0.4%増。一時的な保護停止を除いた内訳は、高齢者世帯が55.3%、失業者を含む「その他の世帯」は15.8%だった。 (C)時事通信社