政府は16日、介護サービスを提供した事業者に支払われる介護報酬について、2024年度改定で1.59%引き上げる方向で最終調整に入った。プラス改定は3回連続で、臨時改定時を除くと1%を上回るのは12年度改定以来。介護職の賃上げを進めて、担い手確保につなげたい考えだ。
 介護報酬は原則3年に1度見直す。近く行われる鈴木俊一財務相と武見敬三厚生労働相の折衝を経て正式決定する。
 全国老人保健施設協会などの調査では、23年の春闘で全産業の平均賃上げ率が3.58%だったのに対し、介護職は1.42%と大きく下回った。このため、介護事業者からは大幅な報酬アップを求める声が上がっていた。 (C)時事通信社