環境省は18日、熱中症を防ぐための新たな警戒情報の名称を「熱中症特別警戒アラート」とし、4月24日から運用を開始することを決めた。過去に例のない危険な暑さが予想された場合、同省が緊急記者会見を開いて都道府県単位で発表し、エアコンの使用や水分補給などの対策を呼び掛ける。
特別警戒アラートは、気温や湿度などに基づく「暑さ指数」が都道府県内の全観測地点で35以上になると予想された場合、同省が「熱中症による重大な健康被害の恐れがある」と判断し、前日の午後2時ごろ発表する。都道府県内のいずれかの地点で暑さ指数33以上が予想された場合に発表する「熱中症警戒アラート」の一段上に新設する。 (C)時事通信社
「特別警戒アラート」4月新設=熱中症対策、高温予想で―環境省
(2024/01/18 17:56)