【ビジネスワイヤ】米バイオ企業のイージェネシス(eGenesis)と医療機器の英OrganOXは、遺伝子操作されたブタ肝臓を使用した脳死状態の研究ドナーの体外灌流による72時間の概念実証手順が成功裏に完了したことを発表した。ペンシルベニア大学移植研究所およびギフト・オブ・ライフ・ドナー・プログラムの協力による同研究では、手順全体にわたり、安定した血流、圧力、pHおよび、堅固な胆汁産生が維持され、拒絶反応を示すエビデンスは確認されなかった。今年中に、米食品医薬品局(FDA)に治験薬申請を提出し、ファースト・イン・ヒューマン臨床試験の開始を予定している。(C)時事通信社