三重県松阪市は5日、市内の3基幹病院に救急搬送されながら入院に至らなかった患者から、「選定療養費」として1件当たり7700円を徴収すると発表した。救急車の安易な利用を減らし、逼迫(ひっぱく)する現場の負担を軽減する目的で、6月1日から開始する。
 3基幹病院は、済生会松阪総合病院、松阪中央総合病院、松阪市民病院。いずれも入院治療を必要とする重症患者に対応する二次救急医療機関に指定されている。 (C)時事通信社