【ビジネスワイヤ】シンガポールの製薬会社TauRxは、メシル酸ヒドロメチルチオニン(HMTM)の第3相試験における24カ月のデータを「AD・PD2024・アルツハイマー病パーキンソン病学会」で発表した。試験の結果、早期から中等度の認知症スペクトラムにおける24カ月にわたる持続的な効果と、良好な安全性プロファイルが示された。HMTMはアルツハイマー病の進行を遅らせるための早期介入を目的として研究が進んでおり、アルツハイマー病の治療において初の経口抗タウ治療薬となる可能性がある。TauRxは、英国および米国における製品承認に向けて規制当局との交渉を既に開始し、将来は他地域でも販売する予定。(C)時事通信社