【ビジネスワイヤ】米バイオベンチャー企業のBostonGene(ボストンジーン)と佐賀大学医学部付属病院は、上皮成長因子受容体(EGFR)陽性肺がん患者における免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の治療効果予測因子のバイオマーカー研究を行うことで合意したと発表した。この研究は患者における腫瘍微小環(TME)の特徴とICIの有効性との関係を調査し、EGFRチロシンキナーゼ阻害薬によるTMEの変化を調査することを目的としている。TMEの変化と治療反応に対する影響についての知見を深め、最終的にはEGFR陽性肺腺がんの治療戦略の改善に役立たせる。(C)時事通信社