【ビジネスワイヤ】再生医療企業の米SMSbiotechは、オーストラリアでの慢性閉塞性肺疾患(COPD)にかかる第I相臨床試験の開始承認を取得したことを発表した。第I相試験では、米食品医薬品局(FDA)の基準に基づき、軽度から中等度のCOPD患者18人の登録を行い、同社のSmall・Mobile・stem(SMS)細胞療法の安全性および忍容性を評価する。今後の試験フェーズでその有効性を検証する予定。同社のアプローチは肺機能回復の可能性を持っていることから、疾患修飾療法の画期的な進展となることが期待される。(C)時事通信社