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8 月 4 日の「栄養の日」に向けて、栄養と睡眠に関する調査結果を発表。たんぱく質・炭水化物・食物繊維の摂取量と睡眠の関係が明らかに!

株式会社ポケモン
~『Pokemon Sleep』×『あすけん』×『筑波大学』共同大規模調査・第2弾~




株式会社ポケモン(東京都港区、代表取締役社長:石原恒和)がリリースした睡眠ゲーム『Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)』)は、国内No.1*¹のAI食事管理アプリ『あすけん』の開発・運営を行う株式会社asken(東京都新宿区、代表取締役社長:中島洋、以下「当社」)と、世界トップレベルの睡眠研究所である『筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)』と合同で、食事管理と睡眠の関係性に関する大調査を行い、2024年7月11日に第1弾として調査結果を発表いたしました。本日、第2弾として、8月4日の栄養の日に向けて、栄養と睡眠に関する新たな調査結果を発表いたします。

■調査結果サマリ
1.たんぱく質の摂取量:少ない人よりも多い人の方が、総睡眠時間が長かった
2.炭水化物の摂取量:少ない人よりも多い人の方が、中途覚醒が少なかった
3.食物繊維の摂取量:より多く摂取している人は、総睡眠時間・中途覚醒・寝つき(入眠)において改善が見られた

■栄養と睡眠の関係性に関する調査詳細
今回は『Pokemon Sleep』での睡眠記録と『あすけん』での食事記録とをともに7日間以上実施した、4,825人を調査対象者といたしました。

『あすけん』は、記録された食事を167種類の栄養素データとして保有し、うち各種14項目*²の栄養素を「摂取栄養素グラフ」としてユーザーに表示し、ユーザーが食事で摂取した栄養素が一目で分かる機能を提供しています。本調査は、摂取エネルギーと9種類の栄養素に加えて、Na/K比(ナトカリ比:ナトリウムとカリウムのバランス指標)の計11項目における各種摂取量と、『Pokemon Sleep』で記録された睡眠データとの関係について、重回帰分析を用いて調査いたしました。調査対象者を、各種摂取量の昇順で4つのグループにセグメントし、各種摂取量と睡眠の相関関係を各グループの差分を軸に調査しております。
*1:日本国内App StoreとGoogle Play合算の「ヘルスケア(健康)/フィットネス」カテゴリにおける、2021年~2023年のダウンロード数および収益(2024年1月、data.ai調べ)
*2:あすけんダイエット基本コースの場合。食事アドバイスコースによって表示される種類は異なります。

1.たんぱく質の摂取量:少ない人よりも多い人の方が、総睡眠時間が長かった
「食事と睡眠は相互に影響し合う関係にある」ということは、すでに先行研究で明らかになっています。本調査にて、対象者のたんぱく質摂取量と睡眠の関係を調べたところ、摂取量が少ない人よりも多い人の方が、総睡眠時間が長かったことが判明しました。具体的には、総摂取エネルギーに対するたんぱく質比率が約19%以上のグループの方が、最も摂取比率が少ないグループと比べて、総睡眠時間が約10分長かったという結果が得られました。
先行研究においても、たんぱく質の摂取量が多いと睡眠に良い影響を与える、という傾向がみられています。たんぱく質摂取が、睡眠に良い影響を及ぼすメカニズムは、トリプトファンやチロシンといったたんぱく質由来のアミノ酸が、セロトニン、メラトニンなどの神経伝達物質の合成に関連していることが示唆されています一方で、たんぱく質の過剰摂取が続くと、腎機能への負担を引き起こす可能性があるため、たんぱく質摂取量は、個人の体格、運動量等に合わせた適正量を摂取することが重要と言えます。

2.炭水化物の摂取量:少ない人よりも多い人の方が、中途覚醒が少なかった
調査対象者の、炭水化物の摂取量と睡眠の関係について調べたところ、炭水化物の摂取量が少ない人よりも多い人の方が、中途覚醒が少なかったことが判明しました。具体的には、総摂取エネルギーに対する炭水化物比率が約52%以上のグループの方が、最も摂取比率が少ないグループと比べて、中途覚醒が最大0.8%程度減少する結果が得られました。一方で、先行研究においては、エネルギー摂取量が多く、食事の質が低いと、主観的な睡眠の質が下がる(睡眠時間が短くなる、中途覚醒が増える、寝つき(入眠)までの時間が長くなる等)ことが示唆されています。このことからも、エネルギーの摂取と関連が深い炭水化物は適正量を心がけることが重要と言えます。
食事におけるたんぱく質・脂質・炭水化物のバランスは、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」で目標量が示されており、総摂取エネルギーに対するたんぱく質比率は13~20%(※)、脂質比率は20~30%、炭水化物比率は50~65%(1~75歳の男女)となっています。健康を維持するためには、各栄養素ともに、個人に合わせた適正量を摂取することが重要です。
※1~49歳は13~20%、50~64歳は14~20%、65歳以上は15~20%。妊娠期初~中期は13~20%、妊娠後期および授乳期は15~20%。




3.食物繊維の摂取量:より多く摂取している人は、総睡眠時間・中途覚醒・寝つき(入眠)において改善が見られた
調査対象者の炭水化物の摂取量と睡眠の関係について調べたところ、食物繊維をより多く摂取している人は、総睡眠時間・中途覚醒・寝つき(入眠)における改善が見られました。具体的には、食物繊維を約13g以上摂取しているグループは、最も摂取が少ないグループと比べて、総睡眠時間は最大約10分長くなり、中途覚醒は約1.1%減少、寝つき(入眠)は約2分早くなるといった結果が得られました。先行研究においては、食物繊維の摂取量が少なく、かつ飽和脂肪酸や砂糖の摂取が多いと、深い睡眠が減り、中途覚醒が多くなることが示唆されているため、食物繊維の摂取量を増やし、健康的な食事を心がけることが睡眠の質を改善することにもつながると言えます。
なお、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」によると、食物繊維の目標量(1日)は男性21g以上、女性18g以上(18~64歳の場合)と示されています。






また、本調査からは、Na/K比が高いグループに、睡眠の悪化(睡眠時間が短くなり、寝つき(入眠)までの時間が長くなり、中途覚醒が増加する)が認められました。Na/K比とは塩分(ナトリウム)と野菜等(カリウム)の摂取バランスを表す指標であり、ナトリウムが少なく、カリウムが多い(=Na/K比が低い)食事を心がけることで、高血圧の予防や改善が期待できます。今回の研究から、Na/K比が1.8以上のグループは、Na/K比の値が最も低いグループと比べて、総睡眠時間が約11分短く、寝つき(入眠)が約1分以上遅くなり、中途覚醒が約0.7%増加することも示されました。



<調査概要>
調査内容:栄養素と睡眠の関連性
調査対象者:『Pokemon Sleep』での睡眠記録と『あすけん』での食事記録をともに7日間以上実施した人
調査対象人数:4,825人
対象者募集期間 :2024年1月19日~31日
データ利用期間:2024年2月1日~29日
調査地域:日本
調査方法:調査対象者の食事記録と睡眠記録におけるデータに基づき、摂取エネルギーと9種類の栄養素に加えて、Na/K比(ナトカリ比:ナトリウムとカリウムのバランス指標)の計11項目における各種摂取量と、Pokemon Sleep』で記録された睡眠データとの関係について、重回帰分析を用いて調査いたしました。調査対象者を、各種摂取量の昇順で4つのグループにセグメントし、各種摂取量と睡眠の相関関係を、各グループの差分を軸に調査しております。
論文:Relationship between macronutrients, dietary components, and objective sleep variables measured by smartphone applications
和訳:スマートフォンアプリで測定されたマクロ栄養素および食事成分と客観的な睡眠変数の関係
著者:
Jaehoon Seol 1,2,3 、岩上将夫2,4、Megane Kayamare 5、柳沢正史2,6*
1筑波大学 体育系
2筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(IIIS)
3国立長寿医療研究センター 老年学・社会科学研究センター フレイル研究部
4筑波大学 医学医療系
5 筑波大学ヒューマニクス学位プログラム
6株式会社S’UIMIN
*連絡著者
掲載誌:medRxiv
DOI: https://doi.org/10.1101/2024.07.25.24311028
論文掲載サイト: https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2024.07.25.24311028v1
注意:本論文は査読前のプレプリントとして公開されたものです。今後、学術雑誌での査読により記載内容の一部が修正される可能性があります。

■『あすけん』について
<商品情報>
名称:『あすけん』
利用料金:ダウンロード無料(App内課金あり)
対応OS:iOS/Android

『あすけん』は、食事画像やバーコードを読み取るだけで、食べた食事のカロリー(エネルギー)や栄養素が表示され、ご自身に合った目標摂取エネルギーや各種栄養素に対する過不足が一目でわかる食事管理アプリです。管理栄養士が監修した食事内容に対するフィードバックや食生活のアドバイスを提供し、これによりユーザーの皆さまがご自身の食事を振り返り、次の食事で何を食べればよいかがわかる「食事の選択力」を高めるためのサポートをいたします。

<公式サイト>
https://www.asken.jp/

株式会社askenについて
askenは、栄養学の知見とテクノロジーをかけあわせ「ひとびとの明日を今日より健康にする」ことをミッションに、AI食事管理アプリ『あすけん』の開発・運営を行っています。当社は今後も引き続き、さまざまな人のライフステージに寄り添い、『あすけん』を通じた食生活改善を通して健康をサポートしてまいります。

■『Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)』について
<商品情報>
タイトル:『Pokemon Sleep(ポケモンスリープ)』
販売価格:基本プレイ無料 ※アプリ内課金あり
販売:株式会社ポケモン
開発:株式会社SELECT BUTTON
対応OS:iOS/Android
ジャンル:睡眠ゲーム
プレイ人数:1人
対応言語:日本語・英語・スペイン語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・韓国語・中国語(繁体字)
※本ソフトの対応言語「スペイン語」は「欧州スペイン語」です。

<公式サイト>
https://www.pokemonsleep.net

<権利表記>
(C)2023 Pokemon. (C)1995-2023 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
Developed by SELECT BUTTON inc.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokemonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。

株式会社ポケモンについて
ポケモンのブランドマネジメントを目的として設立。現在では、原点となる「ゲーム」をはじめとして、「カードゲーム」「TVアニメや映画などの映像作品」「グッズ」「タイアッププロモーション」「イベント」「直営店舗であるポケモンセンター」などを展開し、それらすべてをプロデュースしております。

【『Pokemon Sleep』1周年!】
iOS/Androidにて配信中の睡眠ゲームアプリ『Pokemon Sleep』は、2024年7月20日(土)にグローバルリリース1周年を迎えました。8月5日(月)からは「ポケモンすくすくウィーク vol.2」キャンペーンが始まります。
詳細な情報は公式サイトのニュースよりご確認ください
URL:https://www.pokemonsleep.net/news/313539383339383238363630313931323333/




【『Pokemon Sleep』全世界2000万ダウンロード突破!】
『Pokemon Sleep』(iOS/Android対応)が全世界累計2000万ダウンロードを突破したことをお知らせいたします。
また、これを記念して、 現在2000万ダウンロード記念プレゼントキャンペーンを実施中です。



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