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健康に対する投資意識を調査 時間への投資は3213万人、お金への投資は2827万人30代で投資意識に男女差が広がる

一般社団法人日本リカバリー協会
~「リカバリー(休養・抗疲労)白書2024レポート」 Vol.4~

一般社団法人日本リカバリー協会(事務局:神奈川県厚木市、代表理事:片野秀樹)は、一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクスと共同で、2017年から全国10~14万人(20~79歳 、男女各5~7万人)に対して行っている健康及び生活状況に関するインターネット大規模調査「ココロの体力測定」を、2024 年4 月25日から5月30日に実施。その結果から「健康に対する投資意識」を、2021年からの過去データを活用し比較分析した結果をまとめました。


【調査サマリー】
■健康に【時間】投資意識のある人は3212.6万人、意識のない人は2926.3万人
■健康に【お金】投資意識のある人は2827.4万人、投資しない3364.0万人
■健康に【時間】を投資する人は減少傾向、【お金】への投資は横ばい
■健康に対して【時間】と【お金】両方に投資する人は2304.1万人
■健康に【時間】投資意識のある人は男性で35.3%、女性で33.9%、健康に【お金】投資意識のある人は男性で31.0%、女性で27.7%
■健康に【時間】投資意識のある人は、男性は20代、女性は70代が最も多く、健康に【お金】投資意識のある人は男女とも20代が最も多い
■健康への投資意識で男女差が最も広がるのは30代
※人口換算は、総務省統計局の令和6年4月22日公表【2024年(令和6年)4月1日現在(概算値)】の20~79歳9159万人を採用し、性別・年代別に係数化を行い算出した。
出典URL:https://www.stat.go.jp/data/jinsui/pdf/202404.pdf


健康に【時間】投資意識のある人は3212.6万人、意識のない人は2926.3万人、健康に【お金】投資意識のある人は2827.4万人、投資しない3364.0万人


健康についての時間の投資、お金の投資の意識について比較をしていくと、健康投資意識【時間】について、投資する34.6%、どちらとも言えない35.0%、投資しない30.4%となっています。こちらの割合を人口換算にすると、投資する3212.6万人、どちらとも言えない2980.5万人、投資しない2926.3万人となっています。
また、健康投資意識【お金】について、投資する29.3%、どちらとも言えない34.0%、投資しない36.6%となっています。こちらの割合を人口換算にすると、投資する2827.4万人、どちらとも言えない2928.0万人、投資しない3364.0万人となっています。





健康に【時間】を投資する人は減少傾向、【お金】への投資は横ばい


健康投資意識について過去4年の比較をすると、健康に【時間】を投資する人は2021年39.9%、2022年40.8%、2023年35.4%、2024年34.6%と推移しており、この4年で減少傾向にあり、投資しない人は2021年17.9%、2022年30.8%、2023年28.3%、2024年30.4%と推移しており、2021年からの比較では12.5%増加しています。
健康に【お金】を投資する人は2021年32.8%、2022年34.3%、2023年29.0%、2024年29.3%と推移しており、こちらも同様にこの4年で減少傾向、投資しない人は2021年22.8%、2022年36.3%、2023年35.1%、2024年36.6%と推移しており、2021年からの比較では13.8%増加となっています。健康に対する時間の投資は減少傾向、お金への投資は横ばいという結果となりました。





健康に対して【時間】と【お金】両方に投資する人は2304.1万人


健康に対する投資意識について、健康投資意識【時間】と健康投資意識【お金】でマトリックス図を作成していくと、健康に対して【時間】と【お金】を両方投資する意識がある人は24.2%、【時間】のみ投資する意識がある方は10.4%(2.6%+7.8%)、【お金】のみ投資する意識がある人は5.1%(4.1%+1.0%)という結果となりました。この割合を人口換算していくと【時間】と【お金】を両方投資する意識がある人は2304.1万人、【時間】のみ投資する意識がある方は908.5万人(225.4万人+683.1万人)、【お金】のみ投資する意識がある人は523.3万人(411.5万人+111.8万人)という結果となりました。





健康に【時間】投資意識のある人は男性で35.3%、女性で33.9%、健康に【お金】投資意識のある人は男性で31.0%、女性で27.7%


健康投資意識【時間】について男女別で比較すると、男性は投資する35.3%、どちらとも言えない32.7%、投資しない32.1%となっています。女性は投資する33.9%、どちらとも言えない37.4%、投資しない28.8%となっており、男性の方が女性に比べて1.04倍【時間】への健康投資意識が高い結果となっています。
健康投資意識【お金】について男女別で比較すると、男性は投資する31.0%、どちらとも言えない32.1%、投資しない36.9%となっています。女性は投資する27.7%、どちらとも言えない35.9%、投資しない36.4%となっており、男性の方が女性に比べて1.12倍【お金】への健康投資意識が高い結果となりました。





健康に対して【時間】と【お金】両方に投資する人は男性25.1%、女性では23.1%


健康に対する投資意識について、健康投資意識【時間】と健康投資意識【お金】でマトリックス図を作成し、男女比較をしていくと、健康に対して【時間】と【お金】を両方投資する意識がある人は男性で25.3%、【時間】のみ投資する意識がある人は10.0%(2.5%+7.5%)、【お金】のみ投資する意識がある人は5.7%(4.5%+1.2%)という結果となりました。女性では【時間】と【お金】を両方投資する意識がある人23.1%、【時間】のみ投資する意識がある人は10.7%(2.7%+8.0%)、【お金】のみ投資する意識がある人は4.5%(3.7%+0.8%)という結果となりました。





健康への投資意識で男女差が最も広がるのは30代


健康投資意識【時間】について男女別・年代別で比較すると、男性で投資する意識が最も高いのは20代で41.7%、次いで30代40.4%、40代36.0%と続く結果となりました。女性で投資する意識が最も高いのは70代39.0%、次いで20代36.7%、40代31.8%、50代31.8%と続く結果となりました。
健康投資意識【お金】について男女別・年代別で比較すると、男性で投資する意識が最も高いのは20代41.4%、次いで30代38.1%、40代32.7%となりました。女性で投資する意識が最も高いのは20代33.5%、次いで70代30.4%、30代26.5%、40代26.5%と続く結果となりました。
男女で比較すると、男女格差が最も広がるのは30代で、時間への投資は男性の方が10.1%多く、お金への投資は男性の方が11.7%多いという結果となりました。







【ココロの体力測定 2024調査概要】
調査名: 「ココロの体力測定 2024」
期間: 2024年 4月25日~5月30日
SCR調査対象: 全国の20~79歳の10万人(男女各5万人)
方法: インターネット調査
SCR調査項目: 10問

※疲労度合項目:厚生労働省「ストレスチェック」B項目を基に独自加工して、点数化
※サンプル数は男女各5万人で、各都道府県500サンプル以上を確保し、その後人口比率(都道府県、年代、有職割合)でウエイト修正した。

【参照データ】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000085299.html

【一般社団法人日本リカバリー協会 概要】
所在地:神奈川県厚木市中町4-4-13 浅岡ビル4階
会 長:渡辺恭良(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター名誉研究員/客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター顧問、大阪市立大学名誉教授、一般社団法人日本疲労学会理事⾧、一般社団法人脳体力振興協会理事⾧、一般社団法人日本リカバリー協会会⾧)
副会長:水野敬(神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科 特命教授、理化学研究所生命機能科学研究センター 客員主管研究員、大阪公立大学健康科学イノベーションセンター 特任教授/センター副所長、一般社団法人日本疲労学会 理事)
顧 問:大谷泰夫(神奈川県立保健福祉大学 理事長、元内閣官房参与)
松木秀明(東海大学 名誉教授、健康評価施設査定機構 理事)
代表理事:片野秀樹 博士(医学)(博慈会老人病研究所客員研究員、Genki Vital Academy 顧問)
提携:ゲンキ・バイタルアカデミー(ドイツ)
URL:https://www.recovery.or.jp/

【リカバリーの定義】
心身の活動能力の減退した機能を回復し、休養をもって生理的・心理的資本である活力を蓄えて次に備えることである。


【産後リカバリープロジェクト 概要】 ※日本リカバリー協会推進プロジェクト例
https://sungo1010.jp/
「産後リカバリープロジェクト」は、「産後」を一つのターニングポイントとして正しいヘルスケア知識を広げ、日本人の生涯にわたる健康や QOL、子どもの健全な成長をもっと社会で応援していくために立ち上げました。当プロジェクトは現在、賛同・協賛企業とともに活動を展開し、一般社団法人日本疲労学会、神奈川県未病産業研究会、神戸リサーチコンプレックス協議会が後援となり、専門的な視点からのアドバイスを得ながら、今まであまり進んでいなかった産後の女性、及び夫婦へのリカバリーの意識を高める活動を行っています。

主な活動
当プロジェクトの主な活動内容は、「産後リカバリー白書」の発行、Webサイトでの情報発信、産前産後の情報をアップデートすることを目的とした勉強会などを開催しています。
◆学術的根拠に基づいた心身の回復やセルフケアの啓発(効率の良いリカバリーの提供)
◆新しい選択肢による時間や体力・精神負荷の軽減(Babytech、Femtech、相談サービス)
◆産後リカバリーの日の制定と産後リカバリーマークの浸透で世の中の空気づくり
◆夫婦でお互いの心と身体を理解する「産後リカバリーセミナー」

【産後リカバリープロジェクト 賛同・協賛企業】※2024年6月現在
株式会社ベネクス、タカラベルモント株式会社、株式会社大広(大広フェムテック・フェムケアラボ)、SOMPOひまわり生命保険株式会社、プレミアアンチエイジング株式会社、株式会社ポーラ、株式会社ビ・メーク、日本トイザらス株式会社、塩野義製薬株式会社、アサヒ飲料株式会社、三菱地所株式会社

【調査報告書「リカバリー(休養・抗疲労)白書 2023」について】

ページ数:230P
販売価格:90,000円(税別)※PDF版
販売時期:2024年3月21日
編著者:一般社団法人日本リカバリー協会
調査協力:一般社団法人日本疲労学会、株式会社ベネクス、神奈川県「未病産業研究会」、駒沢女子大学

調査報告書についての詳細・お問い合わせ先
https://www.recovery.or.jp/recontact/


<報道関係者お問い合わせ先>
一般社団法人日本リカバリー協会 広報事務局
担当:柴山 TEL:070‐1389‐0172
メール:shibayama@netamoto.co.jp
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