-4歳の若返り効果。nanoPDS化ビタミンC美容液、臨床試験で実証
株式会社Mytreya
~日本抗加齢医学会で発表、エイジングケア美容液に新たな可能性~
株式会社Mytreya(マイトレーヤ、本社:大阪市北区、代表取締役:稲垣正)は、研究結果としてnanoPDS化NMN/エクソソーム/ビタミンCを配合した濃度37%の中性ビタミンC美容液が、国立大学臨床試験において毛穴やシワの減少効果や肌年齢の若返り効果が確認されたことをご報告いたします。また、従来の一般的なビタミンC美容液はその刺激性により濃度依存的に細胞を死滅させてしまうことが確認されました。
今回の結果は、スキンケアとしてnano PDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC美容液に科学的にアンチエイジング(抗老化)効果があることを示す画期的な研究成果です。なお本研究の結果は第24回日本抗加齢医学会総会(2024/5/31-6/2)にて口頭発表されました。
【研究の背景】
皮膚は加齢や紫外線暴露により、シミやシワ、たるみなどの老化症状が発現するため、皮膚のアンチエイジング効果を有する化粧品素材の研究開発が数多く行われています。その候補化合物として、サーチュイン遺伝子の活性化作用を有するNAD+の前駆体であるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)、皮膚の再生・修復作用や抗炎症性作用を有するエクソソームや幹細胞培養液、コラーゲン合成や抗酸化作用、メラニン色素の生成抑制作用を有するビタミンCなどがありますが、いずれも高水溶性や高分子量のため皮膚浸透性が低く、臨床的に有効なアンチエイジング効果は得られていないのが現状でした。
本研究では、ナノパーティクルデリバリーシステム(nano PDS)という経皮浸透技術を用いたNMNやエクソソーム、ビタミンCおよびビタミンC誘導体等を含む美容液の線維芽細胞に対する機能性や皮膚浸透性、ヒト皮膚の改善効果を評価し、その有効性を明らかにすることを目的としました。
高水溶性や高分子量のため皮膚浸透性が低い成分は、そのままでは肌表面に留まるがnano PDS化された場合は肌に浸透する。(図2.3)
【肌のバリア機能を通過し本当に肌に浸透するnano PDS】
お薬の現場で用いられるDrug Delivery System(体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システム)を化粧品に応用した皮膚浸透技術です。
皮膚浸透技術の研究において公的機関との共同研究・共同特許技術。
従来、分子量500以上の成分は人間の肌表面の皮脂膜および角質間の細胞間脂質によるバリア機能のため経皮吸収が難しいとされてきました。
nano PDSは、分子量200万近くの高分子成分でも、成分の本質を変える事なく経皮吸収を可能にした既存の技術とは一線を画す革新的な技術です。
【肌の修復と再生の促進が期待できるヒト繊維芽細胞に対する細胞増殖活性が高まる】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液では細胞増殖活性が高まることが確認され、一般的な濃度25%ビタミンC美容液では細胞が死滅してしまい細胞増殖活性を確認することができなかった。(図4)
【老化の遅延や肌の弾力性向上が期待できるヒト繊維芽細胞に対するATP産生能が高まる】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液ではNMNの効果により1%の濃度ではALA(アミノレブリン酸)と比較しても優位にATP生産能が高まることが確認され、一般的な濃度25%ビタミンC美容液ではATP産生能に変化は見られなかった。(図5)
【シワの軽減や保湿力の向上が期待できるヒト繊維芽細胞に対するヒアルロン酸産生能が高まる】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液ではグルコサミンと比較して濃度依存的にヒアルロン酸産生能が高まることが確認され、0.1%の一般的な濃度25%ビタミンC美容液では毒性のために活性が落ちていくことが確認された。(図6)
【美白効果やシミ・そばかすの改善が期待できるメラノーマ細胞に対するメラニン産生抑制効果を確認】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液ではアルブチンと同様にメラニン産生を抑制する効果が確認され0.1%濃度ではより優位になり、一般的な濃度25%ビタミンC美容液では毒性のために細胞が死滅してしまい活性が見られないことが確認された。(図7)
【顔面皮膚画像解析システム(VISIA Evolution)を用いて評価】
VISIA Evolutionは、シミ・シワ・毛穴・色ムラ・ポルフィリン・隠れジミ・メラニンインデックス・ヘモグロビンインデックスの解析が可能です。解析誤差や、前後写真の色調の違いを防止し、圧倒的な再現性を実現する、非常に精度の高い解析システムです。
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液→毛穴が減少 一般的な濃度25%ビタミンC美容液→毛穴が増加
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液美容液→シミに変化なし 一般的な濃度25%ビタミンC美容液→シミが増加
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液→シワが減少 一般的な濃度25%ビタミンC美容液→シワが減少
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液よりも一般的な濃度25%ビタミンC美容液の方がシワの減少が顕著なのは、一般的な濃度25%ビタミンC美容液の方が浸透性が低く表皮にビタミンCが残存したためと思われる。
【本研究のまとめと今後】
・結果
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液は0.01~0.1%の低濃度で有意な細胞増殖活性、ATP産生能、ヒアルロン酸産生能、メラニン生成抑制活性を示した。
また、nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液は極めて高い皮膚浸透性を示した。
さらに、ヒト臨床試験においてnanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液は毛穴やシワの減少効果や肌年齢の若返り効果が確認された。なお、臨床試験は現在実施中であります。
・結論
nanoPDS化したNMNやエクソソーム、ビタミンCはHDF(ヒト皮膚線維芽細胞)に対する高い賦活化作用や抗老化作用を有し、かつ、高い皮膚浸透性を有することが明らかとなった。
・今後
今回の研究成果を元に、真のエイジングケアに繋がる革新的なアプローチによるスキンケアの開発を目指して参ります。
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~日本抗加齢医学会で発表、エイジングケア美容液に新たな可能性~
株式会社Mytreya(マイトレーヤ、本社:大阪市北区、代表取締役:稲垣正)は、研究結果としてnanoPDS化NMN/エクソソーム/ビタミンCを配合した濃度37%の中性ビタミンC美容液が、国立大学臨床試験において毛穴やシワの減少効果や肌年齢の若返り効果が確認されたことをご報告いたします。また、従来の一般的なビタミンC美容液はその刺激性により濃度依存的に細胞を死滅させてしまうことが確認されました。
今回の結果は、スキンケアとしてnano PDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC美容液に科学的にアンチエイジング(抗老化)効果があることを示す画期的な研究成果です。なお本研究の結果は第24回日本抗加齢医学会総会(2024/5/31-6/2)にて口頭発表されました。
【研究の背景】
皮膚は加齢や紫外線暴露により、シミやシワ、たるみなどの老化症状が発現するため、皮膚のアンチエイジング効果を有する化粧品素材の研究開発が数多く行われています。その候補化合物として、サーチュイン遺伝子の活性化作用を有するNAD+の前駆体であるニコチンアミドモノヌクレオチド(NMN)、皮膚の再生・修復作用や抗炎症性作用を有するエクソソームや幹細胞培養液、コラーゲン合成や抗酸化作用、メラニン色素の生成抑制作用を有するビタミンCなどがありますが、いずれも高水溶性や高分子量のため皮膚浸透性が低く、臨床的に有効なアンチエイジング効果は得られていないのが現状でした。
本研究では、ナノパーティクルデリバリーシステム(nano PDS)という経皮浸透技術を用いたNMNやエクソソーム、ビタミンCおよびビタミンC誘導体等を含む美容液の線維芽細胞に対する機能性や皮膚浸透性、ヒト皮膚の改善効果を評価し、その有効性を明らかにすることを目的としました。
高水溶性や高分子量のため皮膚浸透性が低い成分は、そのままでは肌表面に留まるがnano PDS化された場合は肌に浸透する。(図2.3)
【肌のバリア機能を通過し本当に肌に浸透するnano PDS】
お薬の現場で用いられるDrug Delivery System(体内の薬物分布を量的・空間的・時間的に制御し、コントロールする薬物伝達システム)を化粧品に応用した皮膚浸透技術です。
皮膚浸透技術の研究において公的機関との共同研究・共同特許技術。
従来、分子量500以上の成分は人間の肌表面の皮脂膜および角質間の細胞間脂質によるバリア機能のため経皮吸収が難しいとされてきました。
nano PDSは、分子量200万近くの高分子成分でも、成分の本質を変える事なく経皮吸収を可能にした既存の技術とは一線を画す革新的な技術です。
【肌の修復と再生の促進が期待できるヒト繊維芽細胞に対する細胞増殖活性が高まる】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液では細胞増殖活性が高まることが確認され、一般的な濃度25%ビタミンC美容液では細胞が死滅してしまい細胞増殖活性を確認することができなかった。(図4)
【老化の遅延や肌の弾力性向上が期待できるヒト繊維芽細胞に対するATP産生能が高まる】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液ではNMNの効果により1%の濃度ではALA(アミノレブリン酸)と比較しても優位にATP生産能が高まることが確認され、一般的な濃度25%ビタミンC美容液ではATP産生能に変化は見られなかった。(図5)
【シワの軽減や保湿力の向上が期待できるヒト繊維芽細胞に対するヒアルロン酸産生能が高まる】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液ではグルコサミンと比較して濃度依存的にヒアルロン酸産生能が高まることが確認され、0.1%の一般的な濃度25%ビタミンC美容液では毒性のために活性が落ちていくことが確認された。(図6)
【美白効果やシミ・そばかすの改善が期待できるメラノーマ細胞に対するメラニン産生抑制効果を確認】
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液ではアルブチンと同様にメラニン産生を抑制する効果が確認され0.1%濃度ではより優位になり、一般的な濃度25%ビタミンC美容液では毒性のために細胞が死滅してしまい活性が見られないことが確認された。(図7)
【顔面皮膚画像解析システム(VISIA Evolution)を用いて評価】
VISIA Evolutionは、シミ・シワ・毛穴・色ムラ・ポルフィリン・隠れジミ・メラニンインデックス・ヘモグロビンインデックスの解析が可能です。解析誤差や、前後写真の色調の違いを防止し、圧倒的な再現性を実現する、非常に精度の高い解析システムです。
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液→毛穴が減少 一般的な濃度25%ビタミンC美容液→毛穴が増加
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液美容液→シミに変化なし 一般的な濃度25%ビタミンC美容液→シミが増加
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液→シワが減少 一般的な濃度25%ビタミンC美容液→シワが減少
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液よりも一般的な濃度25%ビタミンC美容液の方がシワの減少が顕著なのは、一般的な濃度25%ビタミンC美容液の方が浸透性が低く表皮にビタミンCが残存したためと思われる。
【本研究のまとめと今後】
・結果
nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液は0.01~0.1%の低濃度で有意な細胞増殖活性、ATP産生能、ヒアルロン酸産生能、メラニン生成抑制活性を示した。
また、nanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液は極めて高い皮膚浸透性を示した。
さらに、ヒト臨床試験においてnanoPDS化された中性のNMN/エクソソーム/ビタミンC(37%)美容液は毛穴やシワの減少効果や肌年齢の若返り効果が確認された。なお、臨床試験は現在実施中であります。
・結論
nanoPDS化したNMNやエクソソーム、ビタミンCはHDF(ヒト皮膚線維芽細胞)に対する高い賦活化作用や抗老化作用を有し、かつ、高い皮膚浸透性を有することが明らかとなった。
・今後
今回の研究成果を元に、真のエイジングケアに繋がる革新的なアプローチによるスキンケアの開発を目指して参ります。
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(2024/09/12 09:50)
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