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アジアンフラッシュ体質とウイルス性感染症との関係について、WEBアンケート調査を開始しました

佐賀大学医学部 社会医学講座 環境医学分野
お酒に強い/弱い/飲めない体質と感染症罹患との関係調査




【概要】◆佐賀大学医学部 社会医学講座 環境医学分野では、2024年9月1日(日)より、アンケート調査を開始しました(10月5日(土)まで)。◆アジアンフラッシュ体質とウイルス性感染症罹患歴に関する調査です。◆昨年8月に実施した調査と類似のもので、調査対象ウイルスと対象者数を拡大して行います(昨年800人強、今回1万人を想定)。前回調査ではアジアンフラッシュ体質の方のCOVID-19罹患が遅く、少ないという結果でした。結果は今年3月に論文発表し、多くのメディアで紹介いただけました。
〇 活動の目的
本調査により、アジアンフラッシュ体質とウイルス性感染症の関係について、より確かな科学的証拠を得ることを目的としています。

〇 期待される成果
本研究が発展することで、基礎医学や創薬、公衆衛生学への貢献が見込まれます。
〇 調査ウェブサイト(Googleフォーム)にて実施  回答サイト:https://forms.gle/CxHuaZNNEZuK2Lr59


アンケートのQRコード






アジアンフラッシュ体質(飲酒後顔面紅潮)




【WEBアンケート概要】


補足資料
【アンケートの詳細】
- 調査名:アジアンフラッシュ体質とウイルス性感染症との関係についての調査
- 調査対象:全国に在住の個人(20歳以上)
- 調査期間:2024年9月1日(日)~2024年10月5日(土)5週間
- 調査方法:調査ウェブサイト(Googleフォーム)にて実施     回答サイト:https://forms.gle/CxHuaZNNEZuK2Lr59
- 調査項目:アジアンフラッシュ体質の有無、飲酒習慣、飲酒量、既往歴、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種歴、罹患歴 等
- 対象感染症:季節性インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、帯状疱疹、ノロウイルス感染症等のウイルス性感染症
- 倫理的配慮:人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針を遵守して行います。     (佐賀大学倫理委員会2023年7月26日承認R5-11、2024年7月29日変更承認R6-21)


前回調査結果:「お酒を飲むと顔が赤くなるアジアンフラッシュ体質が新型コロナウイルス感染症に対し防御的であることを報告」
https://www.saga-u.ac.jp/koho/press/2024032633170
- 論文タイトル:Asian flush is a potential protective factor against COVID-19: a web-based retrospective survey in Japan.(DOI: https://doi.org/10.1265/ehpm.23-00361
雑誌名:Environmental Health and Preventive Medicine


佐賀大学医学部



調査担当者:
佐賀大学医学部社会医学講座 環境医学分野
客員研究員 高島 賢

自身がアジアンフラッシュ体質であり、これまでノロウイルス感染症、季節性インフルエンザ、COVID-19の集団感染下で無発症。その体質のメカニズムを解明したい。



                共同研究者 
                教 授    松本 明子
                博士研究員  土器屋 美貴子
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