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世界食料デー2024イベント 「食への権利を、より良い生活と未来のために」

国際連合食糧農業機関(FAO) 駐日連絡事務所



世界食料デー(World Food Day、10月16日)は、世界の食料問題を考える日として、世界各地で非常に活発な取組みが見られる、国連が制定した国際デーの一つです。150に及ぶ国々に於いて50以上の言語により、何百ものイベントや取り組みが開催され、政府、民間セクター、市民社会、メディア、そして若者を含む一般の人々がこの日に集います。加えて、この日は国連食糧農業機関(FAO)が創立された1945年10月16日を記念する日でもあります。
現在、世界の農家は、地球上のすべての人が食べていける分以上の食料を生産しています。それにも関わらず、飢餓の問題は未だに解決されていません。紛争や度重なる気象上のショック、経済の悪化により、世界では約7億3,300万人*が飢餓に直面しています。なかでも、貧困層や社会的に脆弱な人々が最も深刻な影響を受けており、その多くは農業世帯です。これは、各国間及び各国内における格差の拡大を物語っています。
そのような中、今年の世界食料デーのテーマは「食への権利を、より良い生活と未来のために(Right to foods for a better life and a better future)」です。食料、生命及び自由、労働、教育などの人権は、世界人権宣言と2つの法的拘束力のある国際規約によって認められています。食料は、空気と水に次いで3番目に大切な、人の基本的なニーズであり、すべての人に、適切な食料への権利があります。
また、今年のテーマに掲げられている「食(foods)」は、多様性、栄養、手頃な価格、入手のしやすさ、安全性を表します。すべての人のために、より多様で栄養価のある食品が、私たちの畑で生産され、漁業の網から獲られ、市場や食卓の上に並ぶべきなのです。
本イベントはFAOが主催し、FAOと同じくローマに本部を置く国連機関である国際農業開発基金(IFAD)、国連世界食糧計画(WFP)の協力、そして日本の外務省及び農林水産省の後援の下で開催されます。

世界食料デー2024イベント「食への権利を、より良い生活と未来のために」
日時:10月2日(水)15:30-16:50(日本時間)
形式:オンライン(Zoomウェビナー)
主催:国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所
後援:外務省
   農林水産省
言語:日本語・英語(同時通訳)
参加登録:以下のリンクよりご登録ください
https://fao.zoom.us/webinar/register/WN_Ed7KCfKwQqSdj999hHrv_g

【プログラム】
司会・進行: FAO駐日連絡事務所長 日比絵里子氏
15:30 開会挨拶
外務省 経済局審議官 小林出氏
農林水産省 輸出・国際局 国際戦略グループ長 米田立子氏
15:40 世界食料デー2024「食への権利を、より良い生活と未来のために」
FAO農村変革・ジェンダー平等部 副部長 ローレン・フィリップス氏
16:00 国連機関からのステートメント
国際農業開発基金 (IFAD) 対外連携・資金動員部長 ロン・トーマス・ハートマン氏
国連世界食糧計画 (WFP)  日本事務所代表 津村康博氏
16:20 質疑応答
16:35 閉会挨拶
日本担当FAO親善大使 中村勝宏氏

*【誤記のお詫び及び訂正】
世界食料デーのご案内に際し、飢餓人口の最新値が誤っておりました。お詫びとともに以下の通り訂正いたします。
(正)「約7億3,300万人」
(誤)「最大7億8,300万人」
FAOの「World Food Day」の英語のホームページ、及びFAO駐日連絡事務所の「世界食料デー」及び「世界食料デー2024イベント」のホームページを参照された場合は、誤った数値を使用していた可能性があるため、ご注意ください。
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